11/7 社研GCOEセミナー「非正規労働者の均等待遇をめぐる理論と政策 ――労働法学の視点から」

〈終了しました〉

2008年のリーマンショックを経て、派遣村、そして、東日本大震災。雇用、労働のありかたが生存そのものを揺るがす現実を前に、民主党政権のもと、労働者派遣法の改正、有期雇用法制の整備、パート法の見直し等の非典型雇用法制の改革が進められてきました。その改革の方向性をどう評価すればいいのか。どこに課題が残されているのか。

 

第14回社研GCOE セミナーは水町勇一郎・東京大学社会科学研究所教授をお迎えし、労働法学の見地から非正規労働者の処遇に関する最先端の議論の状況と政策の動向をご報告いただきます。非正規雇用の処遇を議論するうえで欠かせない「差別禁止」「均等待遇」「同一(価値)労働同一賃金」などの概念等について、日本や諸外国における基礎理論の紹介をはじめ、日本における非典型雇用法制の特徴、さらに今後の非正規労働者の処遇問題をめぐる理論および政策の方向性について展望します。ふるってご参加ください。

 

日時:2012年11月7日(水曜日)18時00分~20時00分


場所:東京大学赤門総合研究棟5F センター会議室

http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html

 

参加無料

 

【当日プログラム】

18:00~19:00

報告 「非正規労働者の均等待遇をめぐる理論と政策―労働法学の視点から」

     水町勇一郎(東京大学社会科学研究所・教授)

19:00~20:00 フロアとのディスカッション

司会 大沢真理(東京大学社会科学研究所・教授)

 

*当日の参考資料として以下のものがウェブで手に入ります。

水町勇一郎(2011)「『格差』と『合理性』――非正規労働者の不利益取り扱いを正当化する『合理的理由』に関する研究」社会科学研究62巻3・4号

http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/43948

 

お問い合わせ、参加申し込みは――

お名前、ご所属を記入の上、事務局:officegcoe@gmail.com まで。

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