【刊行しました】「集中討議・ジェンダー社会科学の可能性」
GCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」社会科学研究所連携拠点研究シリーズNo.5/ISSリサーチシリーズNo.50『集中討議・ジェンダー社会科学の可能性』を刊行しました。
本書は、2012年3月20日に、東京大学伊藤学術研究センター・伊藤謝恩ホールにて開催された公開シンポジウム「集中討議・ジェンダー社会科学の可能性-辻村みよ子・大沢真理編集『ジェンダー社会科学の可能性 全4巻』(岩波書店)の刊行をうけて」(主催:グローバルCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」拠点:東北大学 連携拠点:東京大学社会科学研究所、後援:株式会社岩波書店)をまとめたものです。
下からダウンロードしていただけます。
contents(敬称略)
はじめに
開会あいさつ
既存の学問の壁を越え、さらにフロンティアへ (辻村みよ子 東北大学グローバルCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」拠点リーダー)
『ジェンダー社会科学の可能性』シリーズ刊行に寄せて (小島潔 岩波書店取締役編集局部長)
ともに新しい社会科学を目指す (末廣昭 東京大学社会科学研究所所長)
第一部 可能性のトポス
人と家族をめぐる法と制度
権利が問いかけるもの (江原由美子 首都大学東京)
ジェンダー・レジームの解析 (広渡清吾 専修大学)
政治と行政のジェンダー主流化
「壁」が意味するもの (宇野重規 東京大学)
憲法とジェンダー-憲法学から読む (糠塚康江 関東学院大学)
労働と生活の保障
「比較福祉国家/レジーム論」のもうひとつの比較軸 (埋橋孝文 同志社大学)
同一価値労働同一賃金、その後-再び、承認と包摂を問う (萩原久美子 東京大学)
地球的視野の政治経済
経済学とジェンダー (金子勝 慶應義塾大学)
国際政治経済とジェンダー (近江美保 神奈川大学)
第二部 フロンティアも超えて--『ジェンダー社会科学の可能性(全四巻)』執筆者から
壁を超える
かけがえのない個から
承認と包摂へ
公正なグローバルコミュニティを
総括討論 (辻村みよ子 東北大学拠点リーダー/大沢真理 東京大学連携拠点リーダー)
報告者・執筆者プロフィール
『ジェンダー社会科学の可能性(全四巻)』(岩波書店ウェブサイト)