国際講演会:ハーグ条約に関するアメリカの裁判におけるDV被害女性たちの経験

〈終了しました〉

 

International lecture 国際講演会 
The Hague Convention on Child Abduction and domestic violence
—practices and challenges in American society—

 

「子どもの奪取に関するハーグ条約」は何(誰)を守っているのでしょうか。

現在、日本の条約批准の是非についての関心が高まっています。

とくにドメスティック・バイオレンスや子ども虐待が絡む事案ではどのような課題があるのでしょうか。

この講演会では、すでに本条約が批准されているアメリカ社会での現状と課題についての研究報告をもとに、日本の近未来への示唆を考えます。

 

2010年7月22日木曜日 18時~21時
Title of lecture 演題
Seeking Safety Across Borders:Battered Women’s Experiences with the Hague Convention in American Courts
国境を越えての安全を求めて:ハーグ条約に関するアメリカの裁判におけるDV被害女性たちの経験
(講演は英語, 逐語通訳付き)

 

Speakers 講師

Sudha Shetty, Esq.
スッダ・シェティ さん

米国ミネソタ在住, 法務博士(J.D.) 元シアトル大学ロースクール司法研究所所長。ハーグ条約関連事案全米データベースやハーグ条約事案に関するワシントン州司法ガイドを監修した。DV被害者支援のための「ハーグ条約プロジェクト」の創設メンバーでもある。

Professor Jeffrey L. Edleson
ジェフリー・L・エデルソン さん
ミネソタ大学教授(ソーシャルワーク)。女性に対する暴力ミネソタセンター理事。DV問題、DVプ ログラム評価等に関する論文・著書多数。 DV 被害者とその子どもについての調査・研究の第1人者であり、とくに、DVを目撃する子どもに焦点を当てている。

 

「ハーグ条約プロジェクト(The Hague Domestic Violence Project)」
ウェブサイト http://www.haguedv.org/

入場無料・ 事前申込み制(先着50名)       
申込み先 yoshida@shimin.biz
お申し込みには, 参加者氏名, ご所属, お電話番号をご連絡ください。(個人情報は本セミナー以外の目的には使われません)

於:東京大学赤門総合研究棟5F センター会議室 
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html

 

助成: 日本学術振興会・科学研究費プロジェクト「子ども家庭の安全保障:暴力の複合要因分析と社会政策」
(研究代表者:髙橋睦子, 吉備国際大学 http://kiui.jp/pc/index.html
協賛: 東北大学GCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」東京大学社会科学研究所連携拠点

 

チラシ

 

 

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